岡本fuckin拓也映画マン

グリーンブックの岡本fuckin拓也映画マンのレビュー・感想・評価

グリーンブック(2018年製作の映画)
3.9
現代でいうところの"黒人差別"が、はっきりと色濃く残っているアメリカ南部。
黒人ジャズピアニストとイタリア人付き人の組み合わせというだけで、この作品の主題が自ずとわかる。
民族主義的主張が声高に叫ばれるなか、グローバリゼーションの加速する現代にこそ改めて考えられるべきテーマかもしれない。
しかしながら、そのようなしがらみを振り解いた上で鑑賞すると、ハートウォーミングなクリスマス映画として楽しめる。
家族や恋人と観てみるとよいだろう。