岡本fuckin拓也映画マン

DUNE/デューン 砂の惑星の岡本fuckin拓也映画マンのレビュー・感想・評価

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
4.1
SFの殿堂的作品に根差し、ヴィルヌーヴが叙事詩として現代に蘇らせた名作。

原作の世界観をフィルム上で再現しようと試みられるも、ことごとく実現には至らない。かえって、スターウォーズやスタートレックなど数多くのインスパイアされた作品で、その血筋を色濃く確認できるという映画史における難題の一つともいえる。

その解をようやく導き出せたのが本作である。オデュッセイアやイーリアスなど叙事詩、英雄譚を読み解く感覚で見てほしい。正確には理解せずに主人公の英雄としての偉大さを感じることができれば正解かもしれない。

まずは、何も考えずに見ることをオススメする。