丁度十年前か。洋楽の色々なジャンルを聴いて飽きていた頃、ふと手に取ったのがパンテラ。イントロを聴いてずしりと五臓六腑に染み渡るビート。これがへヴィメタルか。そして…………重低音のシャウト。すげぇ。何か訴えたいことがあるんだろうけれど歌詞が分からねぇ。
まぁ、パンクが反体制だからメタルは悪魔からの指令で人間の業を背負いまくってるんだろうなぁと思って聴いていた。
やっぱり一生便秘に悩むよりは漏らした方がましだよな。
残り11分でもノルウェーのフェスに行けそうな感じがしない。トナカイ粉砕どころかトナカイ側のメンタルを持つメンバー。
メタルバンドのメンバーの生き方がメタルとは限らないよな。
12年間で一度もライブをしたことがないというのも逆に箔がつく。
文学マニアのベースのメイクは常に苦悩に満ちたというか困った顔にしか見えない。ただ、コミカルではあるけれど本質をついているのはこいつなんだよな。
誰にでも向かうべきライオンがいる。メタルな生き方、バンドがメタルになるのがゴールだったのね。
ゲロを否定するのではなくゲロを受け入れて続ける。というかシャウトとげろの音がにていた。
へヴィメタって音楽的嘔吐なのね。
開発したくなりました。
いやぁ、アメリカンジョークよりもフィンランドジョークの方が肌に合うなぁ。
最後の笑顔が良かったです。メタルになれたよね。