台北発メトロシリーズ第五弾。温泉で有名な新北投が舞台。
旅館を運営している祖母が骨折し入院、アメリカに留学したいファンルーは留学費用と引き換えに祖母が留守の旅館の運営を任せられる。
普段は干物女として何もしてこなかったファンルーは、旅館の経済状況を目の当たりにし愕然とする。そんな折、アメリカの青年が住み込みで働かせてくれとやってくる。
コメディなので主演のアリス・クーが今までにないほどハッチャけた体当たり演技をしている。しかしテンポ感や脚本が微妙でいまいち乗り切れない。そこそこ面白いギャグもあるのだが、こういった作品は畳み掛けるほどのテンポと意外性のあるギャグをぶっこまないと見る側は飽きてしまう。全体的にTVサイズな内容に感じた。
台湾という事とアリス・クー主演という意味では楽しめた。
