ブサ猫太郎

悪魔はいつもそこにのブサ猫太郎のレビュー・感想・評価

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)
3.4
🖋ストーリー
幼少期の母親の病から始まり主人公が常に不幸に見舞われているのが悲しくなってくる…
そんな状況から逃げ出そうとしても結局不幸に巻き込まれて抜け出せないでいるのを観るとやるせない気持ちになり、最後眠りにつくシーンは一時でも休まって欲しいと思う。

🖋演出
人を殴ったり銃を撃ったりとかなりバイオレンスが多いものの淡々と進めていくのがかえって怖く感じる。
また、それらのシーンも含めて全体的に演出が地味なのが物凄くリアルで本当にこんなことが何処かで起こってもおかしくないと思わせる。

🖋キャスト
主人公はMCUのスパイダーマンでおなじみのトムホランドでスパイダーマン以外のエジソンズゲームでも好青年役を演じていたのでこの作品もそうなのかと思ったが全く違った!
トムホランドがあそこまで暴力的な演技が出来るのかと驚いたし、他では見せない悲しい演技がとても印象的だった。

トムホランド以外のキャストではロバート・パティンソンやビルスカルスガルドなどの有名どころが多く、Netflixがここまで揃えるかと思うほど豪華なキャスト陣✨

🖋まとめ
自分が何を信じて行動するかはその人の勝手だと思うけど、それが行き過ぎると他人を傷つけて不幸にするという単純なことだからこそ、悪魔はいつもそこにいるのだと感じた。