5000VS20万の大迫力スペクタクル。
上映館の少なさとパッケージの感じから、そこまででもないのかな?と思っていたが、めちゃくちゃ臨場感がありスケールがもの凄くて圧倒された。(細かいところが気にならないレベル)
645年、高句麗に唐の皇帝太宗率いる20万の唐軍が攻め込んでくる。太宗の快進撃は止まらず次々と国が侵攻される中、安市城の城主ヤン・マンチュンは民を守る為にわずか5000の兵で立ち向かう…というあらすじ。
一言でいうと安市城を防衛する…だけの超シンプルストーリー…なのにめちゃくちゃ面白い。
戦闘シーンがかなり多く、上映時間の半分以上は戦っている(多分)。
しかもバリエーションが多彩で、同じ戦法などの描写もないので全く飽きない。
銃とか戦闘機などが存在しない、剣や弓での戦いはやはり観ているものを惹きつけるなと思った。
戦闘シーンが多い中で、しっかりと安市城の主要人物達のドラマも描かれていて、ちゃんと感情移入できる作りになっていた。また、ちょいちょい出てくる唐の太宗役のパク・ソンウンは圧倒的存在感。(言語は仕方ない)
あと、印象に残ったのはところどころでグサッと突き刺さるセリフがあった。
勉強になります。笑
最後はベタだがめちゃくちゃ泣きそうになってしまった。一人で観にきていたおば様達…もう少し泣くのを我慢して下さい。笑(もらい泣きしてしまいます)
とにかく戦闘シーンがめちゃくちゃいいので単調なストーリーや捻りがなくても、素晴らしい仕上がり。3Dとかドルビーシネマで上映してほしい作品の一つ。是非劇場で。