しゅんすけ

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREYのしゅんすけのレビュー・感想・評価

3.7
「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of prey」

 ネトフリで配信が始まってたので、鑑賞。ジョーカーにフラれて傷心のハーレイ・クインが、秘密のダイヤを盗んで悪党どもから狙われるハメになった少女・キャスと逃亡劇を繰り広げる話。

 編集や画面の色彩のクセが強く、ケイティ・ペリーやレディー・ガガのMVをずっと見せられてるような感覚で、序盤はちょっと退屈でした。が、アクション場面は「ジョン・ウィック」シリーズやの「87/11」が設計したということで、痛そうだけど、スタイリッシュで良かったです。特に、スプリンクラーで濡れた警察署や、遊園地のお化け屋敷など舞台設置が見事でした。

 連想した作品としたら、アジア系キャストの使い方、警官の絡み方などネトフリオリジナル作品の「プロジェクト・パワー」にすごく近いものを感じました。あとはやっぱり「デットプール」にだいぶセンスが似てますよね。

 ハーレイ・クインを演じたマーゴット・ロビーはめちゃくちゃ可愛かったです。最後のウィンクとかやられました。あと、最後に打ち上げしてるのもサイコーです。

 序盤の退屈さ、キャスのウザさ、悪党の退治の仕方の点で若干評価は低いですが、まさに女性活躍を高らかに歌い上げる今ならではの映画だったとおもいます。