TERUTERU

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREYのTERUTERUのレビュー・感想・評価

4.6

 精神科医だって、警察だって、歌手だって、悲惨な過去を持つ者だって、彼氏と別れようが、女を敵に回すなら容赦しない、

 ―“女の力なめんなよ”―

🦸🦸🏻‍♀️🦸🏻🦸🏽‍♀️🦸🏼🦸🏾‍♀️🦸🦹🏼🦸🏼‍♀️💃🤸🏼‍♀️💋💋💋

 DCシリーズ最も悪カワヒロイン「ハーレイ・クイン」が前作より超える強さとストーリーで“覚醒”して帰ってきた!チーム「BIRDS OF PREY」の結成秘話だ。
ーBIRDS OF PREYー通称、猛禽類。タカやフクロウ、ワシなどを意味している。つまりこのチームは女性チームだが小鳥のような女性ではなく猛禽類のタカやフクロウなど強くて自由に羽ばく鳥を象徴したチームだ。🦅🦉
 ちなみに、「BIRDS OF PREY」は当初コミックタイトルでありチーム名ではなかったが創刊7年以上経ってから正式に名乗りだしたんだって。原作とはチームの成り立ちや話は違うがこれは映画であってオリジナルの作品。本気でこの作品を作った愛は原作が完成した時と同じくらい愛しているはずだ。
そんな肯定派な感想だ。。。

 前作、『スーサイド・スクワッド』の続編だが全く別の作品のような感じで観れた。それもそのはず、プロデゥースを務めたのは今回のメインキャラ「ハーレイ・クイン」を演じた“マーゴット・ロビー”だ。

―“マーゴット・ロビー”―
 2008年から女優デビューして次々と名作へ出演。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』、『アイ・トーニャ 史上最大のスキャンダル』そして『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』にて第92回アカデミー賞助演受賞にノミネートした今最も注目されている女優であり、映画の製作も兼ねるスーパーアクティブ女優だ。

 前作『スーサイド・スクワッド』や『マン・オブ・スティール』などの{DCエクステンデッド・ユニバース}の主要作品は“ザック・スナイダ―”が監督やプロデゥースをしてきた。作品自体の評価は賛否両論だが、私的にはDCシリーズを手掛けてきた事態に大いに感謝している。それにヒーローのカッコよさが魅力的な演出で好きだ。

 そして今作“マーゴット・ロビー”が自ら続編を手掛けたいと立候補しスーサイド・スクワッドから見事に受け継がれた出来栄えになっている『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』。観ていてとても楽しめた。爽快なアクションやクレイジーすぎるコメディ要素に楽曲はセンスが良い。そしてなにしろメッセージ性がある所が素晴らしい。私的には沢山のメッセージが込められていたかな。恋愛上の問題であったり、人との絆、そして最近でも多く取り入れられている女性差別なフェミニズム要素。今回もこれが一番主張してたね。“ユアン・マクレガー”演じる「ブラック・マスク」は女性を奴隷だと良くも悪くも差別要素を貫いていた。SWシリーズで「オビ・ワン」や『ドクター・スリープ』の「ダニー」役でもヒーロー的な一面だった“ユアン”が、今回見事なサイコパスな悪役な演じっぷりで私的に好きなキャラだった。今後もそういう役は増えて行くのかな?


 ずっと楽しみにしてた好きな作品だからたくさん多く語りたい!でも長すぎて読むのにきっと疲れると思うからあとは「ここが良かった!!」って所を3つぐらい言って終わるね。機会があったらまた別の所で感想など書くから✨

💋1、彼氏の別れは思い出の場所を破局の合図にド派手に消すクレイジー彼女!その瞳に映るのは美化された世界と覚醒の幕開け🎇

💋2、“マーゴット・ロビー”の驚くほどの身体能力!!『ジョン・ウィック』シリーズの監督のアクションの伝道師と言われる“チャド・スタエルスキ”によってバトルシーンは見ごたえありでハーレイにより笑える要素に!!

💋3、世界の悪党が恐れるのは、ブラック・マスクやジョーカーでもない、
 この『ハーレイ・ファッキン・クイン』様よ!!
ハーレイの覚醒がとまらない///
 極悪と極悪、いや“女性”VS“男性”最後に待っている結末はいったいどんなフィナーレが待っているのか。是非劇場で大きなスクリーン越しで迫力満載なシーンを堪能して頂きたい🎞

さて、続編がでるならポイズン・アイビーの話でもできたら嬉しいな。

それとそれと、知ってた?バットマンって…

2020/No.015
TERUTERU

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