このレビューはネタバレを含みます
このシリーズは安定した面白さを維持していて、素晴らしい。
「ギフテッド」のマッケナ・グレイスちゃん、ちょっと大きくなったなあ。
今回、コミックリリーフを一人で背負ってたのが、お向かいに住むボブくん。
まあ、コミックリリーフがこの作品に必要かどうかは措くとして、中盤まさかの「セイ・エニシング」展開になったのは笑った。
この俳優さん、名前が綴りまで同じの「マイケル・チミノ」。エゴサーチするとき不利そうだなぁ。
アナベルのケースを開けちゃう動機は、よほどのものが必要なんだけれど、どう描くのかと思ってたら、そう来ましたか。
うまいっ! と思いました。
序盤でダニエラちゃんのことをちょっと厭な娘かと思ってたけど、許しますよ、そんなトラウマ引きずってるんなら。
ま、あくまで観客として許すだけで、実際あの場にいたら、「何してくれてるねん!」と怒鳴ると思いますがね。
ダーリン・ダッドの振りをする邪霊がダニエラちゃんに浴びせる言葉は、怖いというより、心底怒りを覚えましたね。それ以上酷い仕打ちはないでしょう。ダニエラちゃんが可哀想すぎる。だもんで、ラストでの救済が感動的だったなあ。
終盤は、「エンフィールド事件」に続いてこちらでもパトリック・ウィルソンのトラップ大佐シーンがありました。
やっぱ最高。今回は出番が少なかったけど、ここは素晴らしかった。
本物の方のロレインさん、今年亡くなってたんですね。
最後にそれがわかるようになっていて、ちょっとしんみりしました。
MPAA番号:52191。
原題は"Annabelle Comes Home"。なので、直訳すると、「アナベルがやって来る ギャア!ギャア!ギャア!」