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メランコリックのmtのネタバレレビュー・内容・結末

メランコリック(2018年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

年に数回ある、アイデア低予算映画

TOP
冬の路地裏、誰か待つ男。バストショット

END
職場で打上。主人公の笑顔。


●設定アイデア
銭湯が死体処理場。という
誰もがやっていなかった、
初の、無理なき、納得いく、設定。

●設定アイデア
他にも、処理場として貸し出してる?
風呂屋としても働いてる殺し屋たち?
後から出てくる細かいウラ風呂屋設定

●オフビートな会話劇
明らかに撃たれた同僚に、
銭湯も大変なんですねえ。

●殺し屋のナイフの殺し方
構えて、中心狙って?狙ってグサリ。

●キャラ
主人公の不平不満感。
同僚の、丁寧な口調。かわいい所作。
彼女の、絶妙なヘタさ、ブスさ。

●キャラ
東大のギョロ眼、猫背、卑屈さのなさ。
後輩のチャラさ、いいヤツ感。
金髪かきあげたときの雰囲気。


◯低予算感
家族の食卓。
ヤクザの家。
先輩と同僚のカチコミシーン。
お金ないなら、画にしない工夫が欲しい。
見えないで、におわせてほしい。

◯低予算感
とにかくチープな銃撃演出。
ナイフしか使わない、
ロープしか使わない、とか、
ここにも納得いく斬新な誘拐方法など、
アイデア・ネタがほしい。

◯ディティールの甘さ
風呂屋のアイデアに対して、
主人公が働かない意味、
風呂屋主人の行動原理、
彼女の謎の銭湯の動機、
同僚の謎の親切さ理由、
全てが凡庸で退屈。
mt

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