じゅーけん

君は月夜に光り輝くのじゅーけんのレビュー・感想・評価

君は月夜に光り輝く(2019年製作の映画)
3.6
余命僅かな難病を抱えたクラスメイトの女の子をお見舞いに行くことになったタクヤ。その子のお願いをきいているうちに惹かれ合っていく二人の、切なくも美しい恋愛物語。

原作未読。あることも知らなかった。
ズバッと言って、設定の違う「キミスイ」。
原作がそうなのか、監督が同じだったからなのか、またもや北村匠海だったからなのか、「キミスイ」が思いっきりシンクロしてしまいました。


こういう物語は嫌いじゃないです。むしろ好きなほうかもしれません。
ただ、自分の中で「キミスイ」が結構良かっただけに、今作は雰囲気や展開が似過ぎていて、二番煎じ感が否めなかったというのが正直なところ。


嫌いじゃないです。つまらなくもないです。
ただ、「キミスイ」を知らなければもう少し楽しめたかなと(^_^;)

切なくも美しい恋愛物語が好きな方、「キミスイ」を知らなければオススメします(^.^)





※個人的偏見意見ですが、
この手の難病を持つ恋人との物語は、何度もお見舞いに足を運ぶことでお互いの距離が縮まっていく展開が多いですが、これだけの難病なのに付き添いの家族や親族がいることってほとんど見ないんですよね(´-`)
そしてだいたいが後半になるに従って、家族から「迷惑だからもう会いに来ないで」と言われるパターンになるのに、言われた後も会いに行くし、その時ですら付き添いはいない。病院は深夜でも楽々入れるのに警備員どころか看護師さんすら見かけないレベル。
「警戒」っていう概念は無いのかなぁと冷めた目で見ちゃうことがある(^_^;)

こんなこと言い始めたら物語が進まないし、身も蓋も無くなるのはわかってるんですがね(笑)

あまりにも現実に浸りすぎたつまらない大人の戯れ言です。
どうでもいいことにこだわらない純粋な心が残っているうちに、素直な気持ちでご鑑賞ください(^^)