たつかわ

運び屋のたつかわのレビュー・感想・評価

運び屋(2018年製作の映画)
3.7
元朝鮮戦争の軍人、偏屈な老人そして「ニガー」に「タコス野郎」と「グラントリノ」と本作の主人公とあまり変わらないと思ったら、脚本家が同じだった。

最近、90歳ぐらいの人が頑張っているだけで感極まってしまう。昨年公開のハリーディーンスタントン主演の「ラッキー」はガリガリの姿で歌う姿はとても感動的であった。そして主人公は「孤独」ではなく「一人暮らし」を楽しんでいる人物。監督は主演の人生を当て書きにした。

イーストウッドが車を運転しているとき、常に横顔を映している。序盤歌っていてニコニコしている顔が終盤になると変わっていき、最後には傷だらけの顔になると、やはり目から汗が....

本作の主人公は「金」ではなく家族の「時間」をなぜ選ばなかったと後悔する人物を演じているのだが、イーストウッドの女性関係が滅茶苦茶であることを知っているとあまり説得力がないのが正直なところです。
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