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蜜蜂と遠雷のtaruponのレビュー・感想・評価

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)
3.8
見終わって感じたのが、出てくる曲をきちんと聞いてみたい 原作が読みたいということ。
映画全体としては、面白かったが、それ以上に、もっと微妙なニュアンスをきちんと味わってみたいという気持ちが強くなった。
春と修羅という曲(架空の曲で、この映画のために藤倉大が作曲している)で、カデンツァの部分を各ピアニストが作曲して弾くというのも各個性が出ていて面白かった。
そして、とりあえずkindleでダウンロードし、読み始めた。
まだ主要人物も全員登場していない序盤だけれど、現時点では、原作の空気感(特に亜夜の持つ音の世界)各キャラクターの核の部分は結構うまく表現されていたのかなと思っている。
もともとピアノの音は好きだけれど、ピアノ曲を聴きたくなるそんな映画だった。
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