ファッションや各々のブランドの歴史たちにあまり詳しくない私でも存在を知っていたマルジェラのドキュメンタリー。
かなり無骨かつ一見地味に思われそうな構成になっているけれど、とてもとても良かった😭
マルジェラに関わっていた人々が
まるで1着の服(=マルジェラという存在の輪郭)を作るための糸や布地、作業工程、美意識、デザインに見立てたかのようにブランドのDNAとして登場してきます。
Weとしてものづくりに携わり、共同体として何かを生み出していくということはいったいどういったことなのかが繊細に描かれていて、
日々消費されていくものづくりについての警笛であるようにも思えたし、消費し服を着る側の私たちもWeの一端である感覚をきちんと持っていたいなと。
今秋サンダンス映画祭…?でまた新たなマルジェラのドキュメンタリーが公開されるらしいので、そちらも今から楽しみ
パンフレットのデザインと紙質が好きすぎてちょっとしたマルジェラを買えた気持ちにもなれた