あかーぎー

僕たちは希望という名の列車に乗ったのあかーぎーのレビュー・感想・評価

4.2
戦後のロシア統治下にあった東ドイツが舞台の
実話ベースのドイツ映画。
どこまで脚色してるのは分からないけど
キャラ設定とストーリー展開がよく出来過ぎてて怖かった。
この感じはたまらなく好み。
一見登場人物が多くて、誰が誰だか把握しにくい部分はあったけど
メインキャラの3人さえ把握できれば。

少し前に見てた「アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男」の
監督の作品って事を鑑賞後に知った。
こういう系統の作品を撮り続ける方なんやな、と知る。

原題では「沈黙の教室」、英題では「沈黙の革命」、
邦題では「僕たちは希望という名の列車に乗った」と、
タイトルを比較しても面白い。
どれも作品に合ってるけど、国毎の情報戦略や受け取り方で
ニュアンスが変わるのが見えて面白い。