dai

完璧な他人のdaiのレビュー・感想・評価

完璧な他人(2018年製作の映画)
3.4
邦題は完璧な他人

JAL国際線で鑑賞
オリジナルである『おとなの事情』より先に韓国版の本作を鑑賞。

新築パーティーに同級生の男4人、うち3人が奥さんを連れてきて計7人で会合が始まる。突如「スマホに見られてはいけない情報があるのか」という話題になり、ないならばこれから来るメールをみんなの前で読み上げたり、会話をスピーカーにしても問題ないだろうということになる。そこからスマホをテーブルに置き着信を公開するゲームが始まる。

秘密のない人間なんていない。誰しも人には言えない墓場まで持っていく話が大なり小なりある。不貞を隠すことは悪行でもあり、誰かへの善行でもあったり。知らぬが仏ではないが、知らないことが幸せだったりすることもある。

これほどタイミングの悪さが重なることもないだろうが、地獄絵図が深まっていく様はなかなかなものであった。

エンディングが少し納得いかない感じだったかな、と。

人は3つの顔を持っている
世間に見せる顔
プライベートの顔
秘密の顔
dai

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