トム・フーパー監督作をTOHO錦糸町楽天地で鑑賞。舞台未見、予備知識なし。
ホラー映画と聞いてたので興味を持ち観てみたら、良い意味で肩透かし。ミュージカル映画として充分に楽しめた。期待値を下げて見たのがよかったのかもしれない。
序盤、猫以外に、ネズミ、ゴキさん(!)の登場にマジで焦る…。
猫人間たちのルックが結構怖い。しかし気持ち悪いのを克服さえすれば、何とか楽しめる。
キャストの舞踊、歌唱は期待以上。アンドリュー・ロイド=ウェバーの楽曲で悪くなる訳がない。
捨て猫、美猫のヴィクトリア(フランチェスカ・ヘイワード!)が猫コミュニティの持つ偏見を再考するストーリー。
監督曰く、部族主義の問題がテーマらしいが、やはりストーリーは把握しづらいのが難点。
終盤、ロンドンのトラファルガー広場でJ.デンチ猫が訴える、猫との接し方の極意=相手に敬意を持つこと。これは人間にも同様という事か。