キャッツのLatoのレビュー・感想・評価

思考することを許さない世界観と歌劇のゴリ押し映画。

話自体は「リタイアした者やはぐれ者たちも夢を見ていいし、夢を叶える権利がある」という熱いメッセージ性を秘めているものの、全体を通して主人公がほぼ傍観役になっているのが本当に退屈だった。
やはり主人公の体験を通して、興奮したり悲しくなったり腹が立ったりりすることが、退屈させない映画の肝なんだなぁと思ったり。

ただ、CGは徐々に慣れるし、ダンスは楽しいし、メモリーは泣けるので終始苦痛というわけではない。