このレビューはネタバレを含みます
考えるな、ただ感じろ。
すでに色んな人が言っているが、2回目観た時が一番面白かった。
もしラストシーンにグッ来たなら、もう一度観ることをオススメする。設定は万人がすぐに理解できるものじゃないと思うが、ストーリーラインは時間モノの王道だし、登場人物たちの目的もかなりシンプル。
数年後、主人公は再び相棒に出会い、世界を救うためという苦肉の決断で相棒を過去に送り出すのだと想像すると、それだけでまた胸の奥がじんわりとする。
昨年、映画パラサイトを観た時も思ったが、観た後にあれこれと想像できる作品はとても素晴らしい。ノーランはオタクからの好かれ方をよく分かっている。
個人的に好きなシーンは、新しいスーツを買ってこいと、クレジットカードを渡される場面。「これで世界を救いたまえ」