倉科博文

男はつらいよ お帰り 寅さんの倉科博文のレビュー・感想・評価

3.3
往年の寅さんを楽しんできた方々のための映画。
あまり野暮は言うまい。

回顧的に挿入される過去作のフラッシュバックと、過去に思いを馳せながら暮らす現在を繰り返しモンタージュとして組み立てた結果、やはりこの映画における渥美清の存在感の凄まじさを再認識させられた。

渥美清とそれを囲むレギュラー俳優陣の演技及び安定感が圧倒的。