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きみと、波にのれたらのRYOBEERのネタバレレビュー・内容・結末

きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

めちゃめちゃブッ飛んだ映画やった

ブッ飛んだ映画はよくあるけど、ブッ飛んだ話をブッ飛んだ話としてでなく、良い話として描いてるところが頭おかしい。

こんな変な映画で泣いてたまるか!と思いつつ3回泣いた。
スピルバーグが4回泣いたというグリーンマイルを観て一度も泣かんかったけどこれは3回泣いた。
港の優しさにやられたよね、そりゃあもうこれ以上の人に出会わんわ。


色んな水描きたいなぁ〜→上から波が落ちてくるとか面白いんちゃう?→ほならヒロインの特技はサーフィンにしよ→てことはビルの火災をその波で消すか→じゃあ相手は消防士にしよ
みたいに逆算して作ったんかってくらいブッ飛んでた

そもそも展開の整合性とか求めちゃいかんタイプのお話やからそこは無視するとして、ヒロインが自分の道を切り拓く為に、そこまで周りのキャラクターもお話もお膳立てしやなあかんのか?とちょっとイライラした。
多分それは、応援したくなるくらい好きになるには、ヒロインの人物描写があっさりしすぎやから。

そしてその糧に、あの廃墟で花火してるバカ達も入ってしまってることにもモヤモヤした。
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