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インソムニアのShokoのレビュー・感想・評価

インソムニア(2002年製作の映画)
3.3
〖インソムニア〗(映画/アメリカ/2002)



『白夜のアラスカ・ナイトミュートで17歳の少女の変死体が発見された。翌日、ロス警察のウィル・ドーマーが相棒のハップと応援にやってくる。ウィルたちは犯人をおびき寄せることに成功するが、深い霧の中で犯人を見失ったウィルは誤って相棒を射殺してしまう』

好きな監督聞かれたらクリストファーノーランって答える準備してるけど特に誰にも聞かれることないまま日々を過ごしてるんだけど、それなのにこれ観たことないわって昨日気付いて慌てて観た。
なんで観てなかったんだろう。多分ノーランが監督してるとはいえ大して話題に出てくることないからかなあ。
相変わらずノーランは狂人なのでCG使わず、自然光にこだわって作ったとU-NEXTの見どころに書いてある。そうなんだ。

ノーランといえば頭良すぎてわけわからん映画っていうイメージがあまりにも強く(ダークナイトとかはそんなことないのにね。だいたいテネットのせいだよ)これもなんかすごいこと起きるかも、だって不眠症に陥った刑事が主役って不眠症のせいでなんかとんでもないこと、たとえば時空を飛び越えるとか、になるでしょ絶対って構えてたけど特にとんでもないことは起きず、もしかしてラストで全てを覆されるかも!と思ったけどそんなこともなくスーッと終わっていった。
すーごい普通の話だった!
ノーランだけど2時間以内に収まってるとはいえ、なんか途中若干飽きたりもしたけど、なんとか最後まで話どうなるんだと思いながら観れたね。
もう古い映画だから気になってる人はみんな観てるよね、観とらんのは私だけだったと思うので最後の話までするけど、とにかくドーマーがハップを殺してないって言い張って、それと少女殺害の犯人を見つけたんだけどその犯人はドーマーがハップ殺したところ見てて、殺人犯を仕立て上げてお互い見逃そうよとなり、でも結局そういうわけにもいかなくてドーマーはウォルターを捕まえようとしてお互い銃で撃ってふたりとも死んでしまった。そんな感じで綺麗にまとまってた。
アルパチーノの映画ってあんま見たことないかなあ、覚えてないけどこういう声の人がめちゃくちゃツボ。無条件降伏。
ロビンウィリアムズもやばめの悪党すごいよかったし、ヒラリースワンクの顔がかわいかった。
女の子がぼこぼこにされて殺されたり(それだけ殴り続けられるウォルターの体力が怖いよ)拷問死した少年の話が出てきたりしてややしんどいし、これ原作があるんかな、リメイク?わかんないけど脚本はノーランじゃないのでそんなにノーランみはないけど、確かにあの車ぶつかりそうとかもCGじゃないし、白夜はほんとに白夜のときに撮ったんだろうけど、正直映画で白夜見ても昼間だよね〜と思った。そして観てる途中でふと気付いたけど私が観ないといけないのはダンケルクだったかも…!もう来週だよオッペンハイマー楽しみだね。

(53/おうち映画35)
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