ダウン症の青年ザックがタイラーと出会い、彼と触れ合うことでやりたいことや本当の友情を見つけていく過程が非情に丁寧に描かれていて見応えがありました。
また、病気だから諦めたり、自分よりも下に見たり、自分でも気付かずに差別したりしているけれど、タイラーは常に対等な扱いをして特別扱いをせずに彼と真剣に向き合っていてその姿勢に感動しました。
コンパクトな上映時間なのでヒューマンドラマとしては時間が足りないんじゃないかなと思っていたのですが、限られた時間を有効に使いドラマ部分も丁寧に描写されていてかつ観易いので凄い映画だなと感じました。
チョコレートドーナツにも通じる映画で良質なヒューマンドラマでした。