回想シーンでご飯3杯いける

ソウル・キッチンの回想シーンでご飯3杯いけるのレビュー・感想・評価

ソウル・キッチン(2009年製作の映画)
3.6
腰痛持ちの主人公が、前科持ちで仮出所中の兄、客にナイフを突きつけるトラブルを起こして職を失った敏腕シェフ等のポンコツ仲間と協力して、寂れたレストランの立て直しに挑戦するコメディ映画。こんなの面白くなるに決まってる。

下ネタ多めで、レストランが舞台の映画としてはアウトになりそうなところを、音楽が上手くカバーしている。ストーリーの中にクラブやDJが出てくる事からも分かる通り、挿入されるのはヨーロッパのクラブでプレイされているようなファンクやロックのクラシックス。テイストとしては「ベイビードライバー」のセンスに近い。

主人公のヘルニアが悪化する様子がリアル過ぎて、元腰痛持ちだった僕は、観ていて腰がヒリヒリするぐらい感情移入した。