『祈らなくていい。それが全ての元凶だ』
実話だと知った状態で鑑賞しましたが、悲惨な出来事の連続に、何度も目を覆いたくなります。
死んでほしくない人が死に、死にそうな人が生き延びている現実がしんどいです。
よくある感動超大作！ここで盛り上がって！！泣けるよ！！みたいな作りではなく、真摯で実直な人物描写を重ねたような作りなのが好きです。じんわり胸に残る感じ。
普通っぽい人が多い（皆一般人なので当たり前なんですが）ので余計に応援したくなるんだろうな。
宗教や人種に対する差別や偏見、誤解なんかも多々描かれるんですが、どれも押し付けがましくなく自然です。
差別や偏見の最大の敵は、無知なんだと改めて思いました。勉強しなくちゃなあ。
