アメリカの戦争コメディー。
第二次世界大戦中、孤独なドイツ人少年の「弱虫」ジョジョは周囲からいじめられており、イマジナリーフレンドのアドルフ・ヒトラーのみが救いだった。ある日、母親が屋根裏にユダヤ人の少女を匿っているのを発見し…
うーん、「超傑作！」という評価が多かったのでかなり期待したのだけど、「超傑作」ではなく普通レベルの傑作だったかな。
ヒトラー役のワイティティ（監督も兼ねる）と、愛すべきヨーキーが可愛かった。あと、ユーゲントの太ったおばさん。
本作は純粋なコメディとして作られているため、戦争の悲劇はまったくといっていいほどない。母親が絞首刑にされる場面ですら、だ。
いくらなんでも軽すぎる…と思ったのだが、そこは10歳の子供を通してみたらこんなもんかな、と思わなくもない。
しかし、もう少し「深み」がほしかったなーと思うのが実際のところだった。
