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新聞記者のAのレビュー・感想・評価

新聞記者(2019年製作の映画)
3.9
まさに国家権力の闇を描いた作品。

まず劇中で起こる国家に絡む様々な問題が
現実で実際に起こった問題や事件とリンクし描かれている事に関心を覚えると共に怒りも覚える。

だが劇中で多々登場した言葉。
「誰よりも自分を信じ疑え」
まさに現代に蔓延るマスメディアによる情報社会の中で揺さぶられ生きる私達にとって
何よりも心に突き刺さるくらいの力があるメッセージではないだろうか。
また
「貴方はこの映画の何を信じ何を疑うか?」とゆうメッセージも含まれているように感じ、観客側に対して問われているようにも感じた。

やはり国家の闇を描いた作品とあって、一瞬一瞬深く考えさせられる作品だった。
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