Kazumi

天気の子のKazumiのレビュー・感想・評価

天気の子(2019年製作の映画)
3.0
脈絡の雑さが気になったのは私だけじゃないと思いたい。
100%の晴れ女と家出高校生と不良ライターの核になる組み合わせは変えずに、ディテールをぶっ壊して書き直して欲しい。

日が輝き、月がぷかりと浮かぶ空に感謝できるストーリーを純粋に楽しみたい。
映像は今回も綺麗だった。
実写じゃこんなのできないと思うし嫉妬する。

RADWIMPSの曲の勢いもあって前作は絆されて劇場では泣いたけど、今回はむんんんん…
私が科学とズブズブになり過ぎたのか。
非常にジュブナイルだった。
前回もジュブナイルだけどまだ核になる(一般に見て頭おかしい)登場人物も少なかった。

そんな簡単に拳銃落ちてる?
いやでも新宿だしな…
チラッと名前だけ出た、元の持ち主どうなったんだろ。
こういう時って元の持ち主の組織が出てくるけど、そこまで出すと尺がワンクール必要になりそう。

昨今のアンダー30は最初から絶望してるから、将来のことなんかろくすっぽ考えずに公務執行妨害の1つや2つ、命知らずの1つや2つ、やりかねない、か?
タイムリープした時代で好き放題やって、元の時代に戻れるから気にしないもんね!なんて設定でもない。
許容範囲を超えた。

どこをぶっ壊そう。
とりあえず拳銃と警察が出てこない展開にしたい。少なからず拳銃なくしたら、刑事部は出てこない。みんなポンコツだし要らない。
家出少年の設定は変えられないから、生安には登場してもらう。

実在するものを出すとリアリティは出るけど、色んな所に気を使ってやりたいことできなくなるから、大体の演出は嫌うんだけどな…一回スポンサー全部切ったらスッキリするのに。
予算の都合もあるだろうけど、一回見直しが必要な気がする。恩義のあるところだけに絞るとか。
Kazumi

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