元は温室育ちの犬バックが数奇の運命を経て、野性に目覚める物語。
ペット時代は判事のところのペットだから
ちょっぴりわがまま放題。
ところがひょんなことから波瀾万丈な犬生を送ることになる。
人気冒険小説の映画化。
何度も映画化されているらしい。
温暖なカリフォルニアから一転
雪国アラスカへ。
なんと犬橇で走ることに。
心が折れないバックの姿に胸を打たれ
何より気優しいバックにほっこり。
嬉しいわんこの冒険譚。
造形は明らかにCGとわかるそれで
表情がちょっと人っぽいというかアニメっぽい。ディズニーの影がちらついた。
動物の実写は「ライオンキング」があったけれど、あちらの方が映像はリアル。
でも犬橇の犬達が喋らずに表情だけで気持ちを表すので画面から目を離せなくなる。
犬橇の郵便屋さん夫婦が素敵。
犬同士も色々ある。
ハリソン・フォードとの冒険と生活。
ハリソン・フォードはふさふさお髭のおじいちゃん。いい味を出していた。
3ヶ月半かけてたくわえたお髭だそう。
犬とおじいちゃんは、絶対無敵だ(笑)
苦労を乗り越えて成長していくバックに
何度も泣かされる。
犬映画は弱いんだよ…
CGらしさはともかくとして
雄大な自然の姿とバックがすごく良かった。
子犬も超かわいかった😆
漫画家高橋よしひろさんの銀牙シリーズが好きで
そしたら高橋よしひろさんが書いたこの映画のポスターをネットで観てにんまりした。
https://movie.jorudan.co.jp/news/topic_45738/
原作に影響を受けているみたいです。
あれの実写映画化は…技術的にはできる時代になってきたけれど、やっぱりダメかな。
2020劇場鑑賞47本目/48