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宮本から君への79のネタバレレビュー・内容・結末

宮本から君へ(2019年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

宮本大好きだよ!何度も抱きしめてあげたくなった。なんて可愛いの。なんて一生懸命なの。男の映画よね。世の男はこれを見て学べ。女を愛するってこういうことよね。女を愛する、女と連れ添って一生を生きるってこの覚悟だよ。

といいつつ何度も宮本にビンタ喰らわしたくなるくらい腹立ったけどな。
靖子の立場ならまじで腹立ってる。人ごとだから、宮本が可愛くて仕方がないし、ハグしてあっためてあげる。笑

それにしても池松壮亮の演技はすごい。エネルギー溢れるシーンと、現実に戻って靖子とお腹の子を見る表情なんて別人だよ。声のトーンや目。あと、靖子があんなに悲鳴を上げてるのに隣でよくグースカ寝てられるな。表情一つ変えずに。何度もリハしてるとはいえビビっちゃうし動揺しちゃうよ。
仕返しは花丸。靖子が犯されたを仕返すにはあれが一番。女と出来なくしちまえ。宮本、よく頑張ったよ。やっぱ最高だよ。

マリコ監督らしさが出てたね。音楽、ディストラクション〜の時もだったけど、これくらいシンプルでジワジワ来る方がいい。人の心の痛みと、肉体的な痛みをどちらも描く。らしい。

ドラマは見てなかったけど、仕事の話中心らしい。熱血営業マンの話って聞いてたから見たかったのだけど、これはこれでよかったよ。仕事の話やなくて負けられないケンカの話でよかった。

こんなに愛してくれる人、現実的にいるかなぁ。これだけ全身全霊で人を愛し生きている人なんているのかしら。愛が故の変態は大好き。って自分の恋愛観、人生観を確信した映画。この作品を素晴らしい、この作品に賛同してる人がこの世にどれだけいるんだろうね。。
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