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アラン・ドロンのゾロのぉゅのレビュー・感想・評価

アラン・ドロンのゾロ(1974年製作の映画)
3.5
2020年 鑑賞
原作はジョンストン・マッカレー先生の小説「怪傑ゾロ」。ドゥッチョ・テッサリ監督。俳優アラン・ドロンの主演第50作記念作品でもある。

ー アラン・ドロン祭り 第2弾 ー
剣の達人ディエゴ(アラン・ドロンさん)は宿屋で旧友ミゲル(マリノ・マッセさん)と再会する。ミゲルはスペイン領ヌオバ・アラゴナの新しい総督に任命されたこと、そしてその地の人々を自分の力で助けていきたいという理想を持っていることを話す。ディエゴは理想ばかり語る彼に苦言を呈すが、その夜宿屋に賊が現れ...

“剣で人を殺さない”
突然のミゲルの死... ミゲルより理想と指輪を託されたディエゴ。
身分や名前を偽り、総督となったディエゴであったが、そこはウエルタ大佐(スタンリー・ベイカーさん)率いるスペイン軍によって支配されており、ディエゴは大佐の前では無能な総督を演じ、裏では...
従者のホアキン(エンツォ・セルシコさん)あってのゾロ。ディエゴはゾロとなり、ミゲルの理想を実現していく。

スパニッシュな音楽はいいねぇ!
ゾロとなったディエゴ。スペイン兵を退治し、民衆は笑っちゃいるが、市場がぐちゃぐちゃに... それでいいのかとも思う自分もいるが、エンターテイメントと、冷静な自分を抑え込む...

ゾロを誘き寄せる為に、オルテンシア嬢(オッタヴィア・ピッコロさん)を牢に入れると言う大佐。馬車に乗せ、町中を巡る。ガッチガチの警護をつけて...
だがゾロはオルテンシアを逃したことで、ディエゴが疑われ、ディエゴ自身が囮に... どうなる?

あの作戦はおもしろいねぇ!まさに一石二鳥!あのバカ犬もいいっ!鐘が鳴り響き... 最終決戦が幕を開ける。
“愚か者め”
ゾロ vs ウエルタ大佐の剣による一騎討ち。蝋燭のシーンは、あれを思わせる。あの天井の戦い、いつの間にやら松明の戦いになり、屋上での戦いでは...

個人的には「MOZ」より好みだった。目の離せないあの決闘シーン、映像含め良かった!

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