知

最高の人生の見つけ方の知のネタバレレビュー・内容・結末

最高の人生の見つけ方(2019年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ泣いた。1つ1つのエピソードで泣いた。
特にももクロライブのシーンは、「実際のライブにお邪魔して本物のファンの皆様と作り上げた1シーン」という裏話を知った上で、ももクロファンの素晴らしさにも感動し泣けた。涙腺よわよわ。

エンドロールで2人が宇宙にいる描写があったが、そこまで分かりやすく映し出さなくても良かったのでは?と思った。あからさまに「宇宙行きました!」感がチープというか、最後の最後で空想(?)を映像化するのか?と思ってしまった。旅立ち後はそれぞれの視聴者に想像させるのでも良かったのかなって。
がしかし、これで黒バックのエンドロールだった場合死というものを取り扱っているから重くなりすぎてしまう。だから、エンドロール後半部分のような、2人の人生を振り返る写真のスライドショーで良かったんじゃないかな。

最高の人生とは何なのか。それぞれの立場や状況で変わるが、「誰か(何か)のために生きること」なのかな。
幸枝は家族のために生きてきた。マコは子供のように可愛がってきた会社のために。そして2人は真梨恵ちゃんのために「死ぬまでにやりたいことリスト」を完遂する。高田はマコそして幸枝のために生き続ける。幸枝の家族もお互いのために生き続ける。
自分のためだけに生きることも素晴らしい。けど、誰か(何か)のために生きることで、自分の人生にも磨きがかかるのかなと。専業主婦と大金持ち社長、一見別世界の人のようで、人生の送り方というか核となる部分は一緒で。だから2人とも最高の人生を一緒に送れたんじゃないかな。
知