このレビューはネタバレを含みます
涙腺よわよわな私はずっと泣いてた。涙は拭けばいいけど、鼻水が困った。それくらいずっと泣いてた。
泣かせにきていると制作側の意図的なものが分かったとて、泣いていた。マスクの交換持ってきていてよかった。本当に。
私の涙のピークは、4人それぞれが山本の手紙を覚えて家族へ届けるシーン。山本が書いた相手と4人の人生が相まって、より感情移入。実話だなんて信じられない…
友人たちに聞けば、クロが船を追いかけてくるシーンや、モミジが山本の死を知って泣き崩れるシーンなど、涙のピークはバラバラ。鑑賞しに来た年齢層もThe老若男女。色々な人に届けられた映画だったんだなあと思った。
喉頭癌で弱っていく山本を演じきった二宮和也はやっぱり凄いと思った。捕虜となった時の怒りや、優しさのある怒り、声が出ず痩せ細っているのに感じる強さ…。二宮和也出演作品を全部観ている訳では無いが、二宮和也出演映画にはハズレがないなと思った。本当に多彩だな〜
