母の三回忌に故郷へ帰ると、お父さんが女装してて、子持ち(?)の男性と結婚してお母さんになるー
コンテンツありすぎなイントロに惹かれて試写会行ってきました。
映画冒頭からクスっというよりは「え、急にコント始まった⁇」くらいのシュールな笑いが随所に。
そして登場人物のキャラ設定が濃すぎる。主人公の橙花すらも、結婚して別居中にしては反抗期の女の子みたいな振る舞い。
でも見ていくうちに1人1人が愛おしくなってくる不思議(個人的に好きなのは瀧くん)
離島なのに時代の最先端を行くレベルの島民の許容度の高さは、たしかに理想郷で現実にはあり得ないかもしれない。
新島の綺麗な景色の中で、みんなでごはん美味しく食べてれば、色々あってもまあいっかって気分になるのかも。
ジェンダーとか国籍とか家族の形とか、そういう細かいこと気にせずに、あなたはあなたでいいんだよっていうやさしさが伝わってくる作品だった。