原作戯曲を一幕だけ読んで3時間半に臨んだ。映画も未見だけど、タイトルはもちろん知っている。
深夜2時にジョージとマーサ(夫婦)がパーティーから帰宅するところから始まる。部屋のセットの中。そして若い夫婦ニックとハネーがその部屋にやってくる。最後まで舞台の転換はない。
4人だけのすさまじい会話劇。
ギスギスの夫婦関係。深夜から酒を飲みながら寸止めの嫌味から徐々にぶつかる罵詈雑言。原作では笑えないよと思ってたけど、役者が演じると笑えるから演劇って楽しい。
夜が明けるまでの数時間のストーリーは、ほぼリアルタイムに感じた。
ののしり合いがいつまで続くのかと思ってたら、思ってなかった展開に。
とっても見ごたえあった。
毎度だけど、舞台を見ている観客といっしょに拍手しそうになる。