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フォードvsフェラーリのkenのレビュー・感想・評価

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)
4.5
年初にこの作品を鑑賞して、随分と心が熱くなった記憶がある。実話ベースの作品は好きでいつもワクワクする。クリスチャン・ベイルとマット・デイモンが共演となれば自然とテンションも上がる。

カーデザイナーのキャロル・シェルビー(マット・デイモン)とレーサーのケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)を中心に、1966年のル・マン24時間耐久レースで王者フェラーリーに挑戦する物語である。

フォード「GT40」を開発して苦難のレースに臨む2人の熱い友情と臨場感溢れるルマンレースの再現が実に感動的であった。クリスチャン・ベイルは個性の強い主人公の役が実に上手く、その役者魂にはいつも感服する。フォード優勝の裏にはアグレッシブな2人の男の人生と命をかけた熱い闘いがあったことを知れて良かったと思う。

フォードは1966年〜1969年まで4年連続で優勝。一方、フェラーリはその後優勝していない。ポルシェ、アウディの時代が長く続き、2018〜2019年は何とトヨタが優勝。マツダ優勝が1991年にて、27年振りに日本車が返り咲いたことになる。
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