みゆう

DUNE/デューン 砂の惑星のみゆうのネタバレレビュー・内容・結末

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

一話完結だと思ってたけど、最初のオープニングでパート1て出た瞬間に、すごく騙された感を感じた。とりあえず、これで話が終わらないことが確定したから話の全体を理解しようとするのはやめた。

ストーリーは、大まかに言えば香辛料が採れる砂の惑星DUNEで行われる家同士の対立戦争。これでのラストは、追われることとなったティモシー・シャラメとお母さんが先住民とDUNEを帝国の統治から救うために手を組むって感じ。細かい設定は色々あるし、その謎は残ったままだけど、今回はそれらはそういうものだと思って観るとすんなり飲み込めると思う。

映像がすごかった。特に、最初にサンドワームが出てくるところの迫力。香辛料採集車が、サンドワームに飲み込まれるところをはばたき機から眺めるとこは、すごく迫力があった。採集車から乗組員を助けようとするところの緊迫感も良き。ポール(ティモシー)とお母さんが追われて逃げてるときに、襲われそうになったところも。サンドワームの口というか歯の迫力。

ダンカンはめっちゃカッコよかった。やっぱり、最後に死ぬところ。ポール達を守るために、追手に立ち向かう時の顔がすごく良かった。最初の方で、ポールが見る夢の中でダンカンが死ぬ場所と同じ場所だったから死亡フラグ確定だったけど、一人でめちゃくちゃ戦って倒すし、最後の最後まで戦い抜いたのカッコよかった。

ダンカンが先遣部隊で先にDUNEに旅立った後に、ダンカンの代わりに稽古つけてくれたジョシュ・ブローリンは、どこかで見たはずなんだけど、最後までなんの作品で観たのか思い出せず。ジョシュもカッコよかった。ティモシーと手合わせするシーンは良かった。あのシールド手軽だし動きやすいし良いなー。

夢の中で何度も登場するゼンデイヤとかのフレイヤは、最後にほんのちょっとしか出てこなかった。ポールと戦ったフレイヤの男の人は、ちょっともったいなかったね。何度も首とられてる時点で降参ありにしとけば死なずにすんだのに。

謎の固有名詞がありまくりで、そこら辺は難しい。お母さんと教母との関係というか、従言師とは一体どういう存在なのか。名前忘れたけど、ポールがそれに目覚めるやつはなんなのか(〇〇・〇〇〇〇みたいなやつ)とかは、パート1だけじゃ分からなかった。

ティモシー・シャラメは可愛かった。ダンカンに会えて抱きついていくところとか。素手で刺客の虫を倒したところと、人形相手に剣の練習してる時の体捌きはカッコよかったかな。

ストーリーはまだ途中だから、とにかく映像が迫力あってすごいという印象しかないけど、つまらなくはなかった。長いけど。今後どうなっていくのかは気になる。

はばたき機の羽の動きが、ナウシカの腐海の虫の羽の動きにめっちゃ似てるなと思った。ナウシカが虫笛で森に返してあげた虫。後、はばたき機の車体も、ガンシップと似てるなと。何かしらジブリの影響受けてた部分があったのかな?
みゆう

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