レイモンド

DUNE/デューン 砂の惑星のレイモンドのレビュー・感想・評価

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
3.8
かなりの長尺で字幕追いかけるのが面倒なので吹替で鑑賞して来ました。
おかげでとても見やすく楽しめました。

ほぼ人物紹介と環境設定でしたが背景は美しく飽きません、ただ監督のこだわりなのかシンプルというか余計な物をほとんど置かないガラーンとした舞台がつづき、画面も暗めなのでこれ字幕で観てるとたぶんキツイだろうなというのが正直なところ。
あと広さのわりに警備が手薄すぎなのも気になります。そんなに人手不足な様にも見えないのに。
そら殺されちゃうわ。
砂の惑星、というだけあってはじめの強風ふきすさぶ到着シーンは見てるこちら側も目つぶしにあいそうな気分です。口の中も砂でじゃりじゃりに。
女性たちの衣装はペラペラで歩くの大変そう。
武器などもかなり地味、シンプルなのでアクションシーンもあっさりめです、防護服も動きづらそう。
表面的なデザインにはこだわりを感じますがただでさえ砂地でモダモダして見えるので登場人物の動きが生き生きしてこないのが残念です。

全長400メートル?とかいうサンドワームも出し惜しみして全長をなかなか見せてくれないのでw
後半も見てくれよなというメッセージなんでしょう。
派手さを抑えた表現は好みにもよると思うのですがなんとなく全体的に殺風景に感じてしまったのは否めません。

楽しかったのはたぶんほとんど吹替のおかげです。なので後半も吹替で観ますよ!
キャスト陣も勿論いいです。特にジェイソン・モモアとティモシー・シャラメの二人組は良かった。お二人のファンの方はぜひご覧ください。
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