レイモンド

キングスマン:ファースト・エージェントのレイモンドのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

キングスマンのはじまりの話でレイフ・ファインズが主役と聞いて滑り込みで見てきました。
キングスマンてこの世の悪と戦う秘密結社とかだっけ?と設定もよく覚えていないのですが、今回お話の雰囲気がなんとなくグランドブダペストホテルと似てますよね。
レイフ・ファインズ扮するグスタヴさんが年下のロビーボーイのゼロといっしょに(遺産争いだけど)悪と戦う冒険活劇ですね。秘密結社も出てきたりね。

妻子に先立たれる孤独な伯爵さまなレイフ・ファインズがいい!とか
騎士道精神大事だからソードアクションをやってもらお!とか萌えやらアクション盛りだくさんで良かったと思います。

ただおそらく中盤のラスプーチン戦に全勢力を注いだ結果バランスがおかしなことになり、マシュー・グードのラスボス戦があまり華が無かったのは残念ですが仕方ないと思うのです。

ラスプーチンが「血行をよくするから、ズボン脱げ」とか言い出した時には監督自由が過ぎる・・・と皆さんツッコミをいれたのではないでしょうか。
その後あれよあれよという間に怒涛の剣の舞へと突入してしまい、リス・エヴァンスとスタントさんの華麗なるターンの連続技は満場一致で満点でしたがはたと我に返って思い出すのはずっとパンいちのレイフ・ファインズと
「なんかカッコ良いシーンぽくうまいこと誤魔化してたけどあのベロベロはいったい・・・」という衝撃シーンの主な感想です。
おっさんふたりの役者魂ここに極まれり。
ラスプーチンは登場のインパクトの割にあっさり退場したのですがまぁベロベロで本望だったんじゃないか・・・。

実はレーニン役がアウグスト・ディールだったりチャールズ・ダンスの軍服姿がとっても素敵だったり、キャストも豪華で良かったです。
続編があるならまた観に行きたいです。
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