このレビューはネタバレを含みます
アクションシーン盛りだくさんで良かった、あとまさかの西洋のドラゴンVS中国のドラゴン対決見られたのも良かった。羽の生えた毛玉ことモーリスちゃんも可愛い。
吹替はトレバーおじさんの声が麦人さんだったけどモーリスちゃんとカーナビするシーンが可愛すぎ。
しかしそれを凌駕するほどトニー・レオンの顔をした毒親を見るのが辛い、、というか、
「そばにいたのにお前が何もしないから母親は死んだ」って台詞が強烈すぎてあのシーンはもう少し考えようよ。だってこれたくさんの子供たちが見るのに。
ウェン・ウーという人物は1000年も権力に固執してきた人でもうその時点で化け物ですが、たくさん人を殺してきたのでちょっとやそっとじゃ贖いきれないくらいの咎を背負っています。
その父親と母親がなぜ恋愛関係になったのかがよくわからない。会話もなく、ここらへんのバランスが悪い。
母親はとても強くて優しい女性なのにどうしてウェン・ウーを選んだのかもいまいち。
殴り愛で、とか言うのはナシですよ。
HEROのジェット・リーとドニー・イェンがいいのは彼らがまず戦士でライバル関係だからです。
間違えないようにしたいのは兄妹の母親が殺されたのは父親の過去の行いとヤクザ稼業が災いしたからという点です。
母親が父親の正体を知って逃げた末、子どもたちを守ろうとして殺された、とかならまだ分かる。息子は母親の敵を取るために魔力に取り憑かれた父親と対峙するとか。
そりゃトニー・レオンは魅力的だしとても良い俳優だとは思うけど出会いのシーンが地味すぎだし家族愛にあふれていたはずの父親は母親死んだら急に子供そっちのけなのでどうもちぐはぐ。
なんだかスカイウォーカーの夜明けのときもこんなこと書いた気がしますよ。ででにー！
アクションの時間をちょっとだけもらってどちらかが死にかけたところを助けたとか、なんでもいいから入れたらよかった。
まぁリングの呪いとか魔力のせいもあるのでしょうがそれにしても兄妹が可哀想。小さい子供に罪をなすりつけるのやめて。
恋愛描写はまどろっこしいとか理由はあるかもしれないけどトニー・レオン連れてきて恋愛要素入れないほうのが不思議です、ホント勿体ない。
