長編版 SKIN を制作する資金を募るため、伝えたいエッセンスを凝縮して作られた人種問題に向き合った短編作品。
ひとことで言ってしまうなら…傑作。
文句なし、ホントに素晴らしい。
全くもって救いのない結末に目を覆いたくなるような衝撃、かつ壮絶な フィクション ではあるのですが監督さんが意図する問題提起、そのメッセージが直接的な描写からストレートに伝わってくるので心がヒリヒリする。人種問題、白人至上主義、止むことのない負の連鎖…その全ての側面が凝縮された20分、見事な作品だと思います。
衝撃とか壮絶とか使っちゃってますけど、その言葉さえもチープに思える。次は長編を鑑賞するつもりではいるけれど…観たいような観たくないような…。