くう

ラストナイト・イン・ソーホーのくうのレビュー・感想・評価

4.2
これは凄いファンタジーホラー。

ホラー映画として恐いかどうかは個人の秤として、夢と性を食い物にされる女たちの歴史が何よりも怖い。死んだ者の怨霊よりも怖いものが世の中にはある。

クライマックスの返事はもちろん……それだよね!

2021年のベストに推しました

https://www.cinemarev.net/entry/2021eigabest.html

他のユーザーの感想・評価

パンフレット売り切れてた!悲しい😭

さいごのほうで泣いてしまった!😭😭😭

音楽のチョイスが最高😚

🌞🌞🌞🌞🌞

翌日になって"なぜあのビルが買えた"のかわかった!(遅い)

🌝🌝🌝🌝🌝

Google先生に聞いたら

ケヴィン・スペイシー

アンセル・エルゴート

が出てるとのこと

え?!ぜんぜん気づかなかった!!

あ、サム・クラフリンも

ま?ま?

もっかい観ないとあかんかしら🤔

それから字幕、牧野琴子さんだった!
KAZZーB

KAZZーBの感想・評価

4.8
60年代ロンドン✖️ファッション✖️音楽✖️美女

もうめっちゃ好き!!!!!
雰囲気よし、カメラワークよし、ストーリーよし、演出よし、脚本よしで久しぶりにめちゃくちゃタイプの映画を劇場で見れてよかった✨✨

思ってたより意外とホラー展開だったけど、序盤の入れ替わりながらのダンスシーンは思わず「すげぇ…」って声が漏れるほど見事だった👏

60年代の音楽もめっちゃいい感じにマッチしてて、見終わってからすぐサントラ聴きながら帰ったぐらい好き!

脚本もよくできてて、程よい複雑さでしっかり伏線も回収して綺麗に終わったから、ずっと飽きることなく観ることができた👍
夢見た少女が都会の闇に触れて、徐々に弱っていく様子や光が奪われて心が侵蝕されていってしまう描写が、残酷なほどめちゃくちゃリアルだった。

でもなにより2人がめちゃくちゃ可愛いし美しい♡
目の保養にもなるし、ずっと見てたいぐらいだった✨
この2人と映像や音楽とのシンクロ率がかなり良くて、今作の肝であり見所だと思う。
ラストの鏡のシーンで締めるとことかめちゃくちゃいい!!

「デビューにはぴったりよ」
今と60年代がごちゃごちゃに混ざり合う音楽と、バイオレンスな描写とLSDのようなチカチカした煌びやかな演出だけでも見る価値あり。

田舎の芋っぽい娘からロンドンのネオンを浴びて(サンディに出会い)ファッションが変わり、メイクが変わるエロイーズの振り幅に驚いた。

見終わってふと考えたのは、刺激的な環境に置かれたエロイーズは、母と同様に精神的な病気になってしまっており、全てエロイーズの頭の中でのことなのではないか?という説だ。

実際聞こえないものが聞こえ、見えないものが見え、それを正当化する為に記憶を捻じ曲がってしまう統合失調症の方も多くいる。

実際、ラストシーンでは過去にサンディが行った殺人も、ジョンを刺したことも火事も、後日談として描かれていない。
捻くれた考えかもしれながそうとしか思えない。
tuna

tunaの感想・評価

3.9
この映画の雰囲気も音楽もサイコー!
ファッションもマッケンジーもアニャも眼福
コロコロ変わる表情につられて真似したくなる

鏡の向こうの世界がどんどん現実に混じってく様子が面白い!まさにジェットコースター

後半のおばけ笑っちゃったけど
最後の投げキッス見るためにもう一回観たい
りーん

りーんの感想・評価

3.5
ネオンが彩る60年代のロンドンに悪夢を見てきた。
OPから洒落てて素敵。
ホラー苦手だけど、エドガー・ライト監督だからきっと大丈夫 って謎の信頼で観れた。
亡霊云々より彼女の顛末が辛い。そりゃそうもしたくなるよねって思う。
トーマシンちゃん透きとおってて吸い込まれる魅力を感じる。ファッションと音楽が華やかに流れるように変わるのが見ていて楽しい。
アニャちゃんも可愛い。惹きつけて離さないような独特な魅力がある。
代わる代わるのダンスシーン印象的。
鏡を使った演出が好き。
waizi

waiziの感想・評価

5.0
ちょっと流石に良すぎたかもしれん…
という気持ちとは裏腹に
精神的にしんどいシーンは多々。

映画として期待以上で
観終わった後の興奮がやばがったので
かなり好きなんだろう。

制作意欲がいやでも掻き立てられるくらい
画面がKAWAIIの嵐

馬鹿みたいな文章しか思いつかんから
もうなんも書かんとこう。。

このレビューはネタバレを含みます

トーマシン・マッケンジーがいいのでまあいいか、という気持ちと、ホラーとして柱が細すぎるだろうという気持ち。
あのオチにするなら、男たちが大量に行方不明になっているという前段が欲しいし(図書館ででてくる新聞記事は女性関連のみだったはず)、どこにどう埋めていったのか描写が必要だろうし、何より最後は燃えた家の中から大量の白骨死体が出てきてもらわないと肩透かしすぎる。
性暴力のモチーフについても、主人公やその母親、主人公のデザインなどに絡んで展開があって然るべきだったのでは。

ブログでちょっと触れました。
http://eizouha.blog.fc2.com/blog-entry-60.html


演出0.8
人間0.9
構成0.6
驚き0.8
趣味0.7


演出=総合的な演出
人間=俳優および被写体の魅力
構成=脚本や画面の全体的な構成
驚き=斬新さ、意外さ
趣味=個人的な好き嫌いの印象
面白いけど怖え。
エドガーライトには楽しい映画を作ってて欲しいです!

60年代音楽の、明るいんだけど、現代の私たちが聴くとちょっと不気味な印象をうける。その感覚そのまま映画にしてみました!って感じ。

冒頭から、現代はつらいなぁ、60年代最高!からの現代の方がまだマシかもって。思わせてくる意地悪さ。

美大の彼が良い人すぎ、、代われ!俺が演じる!ぶん殴るぞ!
トーマシン・マッケンジーの瞳が綺麗で印象的。ホラーもいいけどコメディ要素も欲しかったなエドガー・ライト!
ma

maの感想・評価

4.0
音楽とファッションと亡霊と!
細かい設定などは後々考えたら曖昧なとこもあったけど、観ている途中は全然気にならず、むしろ最高!すご…と放心状態だった
「ラストナイト・イン・ソーホー」の感想・評価を全て見る

くうさんが書いた他の作品のレビュー

零落(2023年製作の映画)

3.5

趣里さん、伊藤 蘭さんによく似ているって、今回初めて思った。

出だしは何かのPVのように見せたいシーンだけが細切れになっているように感じたけれど、話にグイグイ引き込まれて、ラストは鳥肌。

何かの頂
>>続きを読む

モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

4.0

ソマリア内戦に巻き込まれた南北双方の外交官がモガディシュを脱出するために国の意地を捨てられるか…という事実ベースの物語。

脱出劇のための交渉あり、アクションあり、もちろん人情ありで見応えある。

>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.2

どこまで書いたらネタバレにならずに済むのかよく分からないけれど、ライダー1号と2号を知っている世代には懐かしい部分も多い。主題歌にはむせび泣く。

PG12なので子供向けではないと察するだろうけれど、
>>続きを読む

Winny(2023年製作の映画)

3.3

彼に罪があるとすれば、やっちゃダメと言われていたのにサインしちゃったこと。そして、Winnyを「2ちゃんねる」で検証していたこと…。

事件の顛末も47氏も全く知らなかった。ネットツールと著作権の問題
>>続きを読む

梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

3.1

日本映画専門チャンネルにて視聴。

社会問題にもなっている80-50問題の一つでもある。老々介護ではなく、老若介助。

世の中にはたくさん色んな人がいて、関わり関わってもらって生活が成り立つのよね。自
>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.9

映画馬鹿をステレオタイプに描くのではなく、才能の片鱗を見せつつ、「芸術が傷つけるもの」を淡々と語る。

派手さはないけれど、静かな感動。

スピルバーグ監督を作り上げた血筋、家族の物語。


それにし
>>続きを読む