ラストナイト・イン・ソーホーのSUのネタバレレビュー・内容・結末

サンディーの記憶と現実の境が次第に無くなり狂って行くエロイーズの姿は正にパーフェクトブルーを想起させた。実写版パーフェクトブルーではないが実写に落とし込むとこうなるかもというのが観れた様で派生した嬉しさを勝手に感じた。特にネオン光や鏡の演出、2人のスイッチダンスや血の明るさが印象的で非常に美しい画ばかりだった。ミュージカルじみた冒頭に驚くがしっかりスリラーであるもラストにかけてのホラー演出は畳み掛け過ぎたしつこさを感じてしまった。トーマシンの声と仕草、アニャテイラーの舞いや眼光、2人に終始魅了される。