ありがとうWikipedia。
Wikipediaがなかったらもっと訳がわからなかったと思う。
映画を見ることはできたけど、本当の芯のところは理解できていないんだろうなと。
いつまで、私は自分の不勉強で映画が理解できないことを続けるんだろうと映画を見ながら情けなくなった。
世界史がわからない、単語がわからない、地理がわからない。映画で描かれている当時の国際関係がわからない、映画をきちんと理解できない、そして現在進行形の国際問題の理解も乏しい。
映画を理解するには、映画の設定だけを知れば良いんじゃない、映画を何回も見ればいいんじゃない。現実に目を向けて起きていることをきちんと見極めないといけないと思わされた。
壮大なロケーション、膨大なラクダ・馬の数、圧倒されるエキストラの人数。
スケールが大きく見応えがありました。
演技もとっても良くて、惹き込まれました。主演のピーターオトゥールの青い瞳の吸引力が魅力的。
個人的にはアリと、ファイサル王子が良いな〜と思ってエンドロールで王子がアレックギネスで度肝抜かれた。
オールドオビワンの彼が役者として絶賛？重宝されているのが映画を好きになりたての中学生の自分はハテナ？だったけど、時を経てようやく理解(遅い)。めちゃめちゃアレックギネスの演技すごい。
流血や死んでいる人の描き方が、ややチープだなと気になっていたけど、終盤の病院の雑多な様子がやけにリアリティがあり、これを描きたくてのあえての意図だったのか(死を誇張して劇的にしないとか？)と思った。
冒頭、何も知らずに見てるとどゆことどゆこと？状態でしたが最後まで見てから最初のシーンを見ると、あの発言をしてる人がロレンスとどう接点があったかわかるので感慨深いというか、多分2回目3回目の鑑賞の方がより楽しめる気がした。
見ていてロレンスの気分に振り回されるような(ロレンスの思考回路がわからず、行き当たりばったりにみえてしまった)置いてけぼり感があったけど、何回も見て流れや言外の考えや策略や悩みを理解できたらロレンスの行動もわかるのかもと。いやでも完全版もっかい見るのしんどいかも。
有名な映画とは知っていたけど中々見る機会がなかったけど、「続 まんがパレスチナ問題」に出てきて、えっここが繋がってるの？！と衝撃で、今見なきゃ(いや遅いかもだけど)なのかなと思って運良くWOWOWで放送があったので見てみた。
