まあちん

アーミー・オブ・ザ・デッドのまあちんのレビュー・感想・評価

2.9
2021年 26本目

これだけの内容で2時間半近い尺は長過ぎでしょ。

監督の撮りたい画や、撮りたいシーンがあるのは分かるけど
これだけお金をかけておいて、整合性無さすぎなのでは?
脚本をもっと煮詰めなかったのは何故?
脚本は良かったとしても出来上がったらコレだったのか?

見ていてつまらなくはないけど面白くもなかった。
もっとワクワクハラハラさせて欲しかった。
キャラクターの掘り下げが浅過ぎなので感情移入出来ず(特に主人公)。

髪の毛は伸びるし、知性はあるし、統制力もあるし、子孫も残せ、
武術技能もあるよ。
運動能力は当たり前に凄いし、これはゾンビって言っていいのか?
えげつなく品のないゴアシーンを見せるだけでは怖くないよ。
このスペックが凄いゾンビを上手く料理出来ない脚本&演出が悪いよね、やっぱり。

それにしてもあの娘は何なのだろう?
トラブルメーカーになる伏線はあったとしても
ヘリ墜落後は友達の心配も何もせずで、何の為に友達助けに行ったのか?
ゾンビ化する迄の時間は一定ではないのか?とラストシーンを見て。
だってその前はさっさとゾンビ化が始まっているのにね。

ザック・スナイダー監督。自分とは合わないと確認出来た作品。
(『300 〈スリーハンドレッド〉』は面白かったよ)
まあちん

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