ぶっ続けで映画を観よう企画、今回は劇場版クレヨンしんちゃんでいこう！PTAやら、何やらのうるさい指摘があり、現在ではクレヨンしんちゃんはかなりマイルドに、つまらなくなってしまっているようだが、それは間違っているだろう…といつも思う。危険だからという理由で遊具が撤去されて、平坦になってしまった公園のようだ。
幼少期に観まくってた思い出の一本だが、もう20年近く前の作品になるのか…とまず驚く。劇場版クレヨンしんちゃん独自のダークさとファンシーさ、ギャグのテンポの良さ、シリアス度と感動度がかなりバランス良く詰まってる名作。
昔は気にせず観ていたけれど、ヘンダーランドが群馬に建っていたり、しんのすけがナンパした女性が栃木県民だったりと、関東ネタが散りばめられているのがジワジワ来る。トランプの魔法で3人組が現れるシーンと、野原一家が一致団結するシーンはテンポとキレの良さが秀逸で、何度観ても笑えてしまう。ダンス対決→ババ抜き→屋上レースは恐らく20分もかかっていないと思うが、作り込みが半端なく、全世代が笑える展開になっているのが凄い。
