このレビューはネタバレを含みます
自分は諸星大二郎の漫画が好きなので、ジャンル的には割と馴染み深い話だったので、正直なところそんな怖くもなかったし、あんまハラハラもしませんでした。
でも、舞台設定とかあっち側の人達のキャラクターとかホントによく隙がない程考え抜かれていて、もの凄く勤勉さを感じてしまいました、
その分…というか破綻がないだけ少々物足りなさも感じてしまいました。
主人公たちが、盛られて少々ラリっているのか、食卓とか背景の端の方がユラユラしているのは面白かったです。
どーせなら、物語が進むにつれ、果たして夢か現実か?みたいに見境がなくなればもっと面白かったのかなぁ〜?なんて想像しました。
あと、主人公たちのメンズ集団、ほぼゲスなのでザマミロ感が強いのもマイナスポイントでしょうか(笑)
学生じぶんで彼女と旅行!!しかも主人公の彼女も、めちゃくちゃ面倒くさそうな女子じゃね?
(現在予告で流れている『ブラック・ウィドウ』の妹と同じ人同じ顔とは思えないのは、女優としての実力があるんでしょうねぇ)
つまりやつらには当然の報いなんです!!!
ザマぁ!!!!😂
最後に、まつりの主催者たちがフツーに日常生活をおくっている描写(警察関係者もいるのがデフォだったり)と、あたまに花輪をのせた祝祭後の主人公が「もーいーかぁぁぁい?」と畑で叫んでいるエンディングがあればサイコーだったのに。
…映画を観てから2週間後ようやくパンフを手に入れました。