このレビューはネタバレを含みます
自宅にて鑑賞。D.ボウイのご子息D.ジョーンズ監督、ハリウッド進出第一作。原題"Source Code"。一種のパラレルワールド的物語だが、設定が説明不足で説得力に欠ける。過去は変えられないが、未来の予測は可能と云う理不尽さで、ドウして未来の爆破を知り得たかは判らず、全体にもう少し上手く騙して欲しかった。ラストも静止画で止めるべきだったのではと思う。ただ一気に観させる力は有る作品だとも思う。ヒロイン“クリスティーナ・ウォーレン”のM.モナハンは若かりしビョークかS.ブロックを彷彿させる。55/100点。
・色々、矛盾を孕む描写や内容もあるが、列車に戻るシーケンスは三番目が7分30秒程なのを除き、他は全てだいたい8分に収まっているのに気付く──製作者の拘りは大したもの。亦、J.ギレンホール演じる“コルター・スティーヴンス”大尉は、当初T.グレイスのキャスティングを予定していたらしい。
・鑑賞日:2012年6月28日
★☆ 某サイトより転載 ☆★