最初に予告を観てから絶対観たかったやつ！
単なる産後鬱の話じゃなさそうだなぁ〜っては思ってたけど、結構斜め上を行く、別人だった。マジか！
私は自分が女性に生まれて良かったと思っている。男性に憧れる気持ちもあるけれど、次に生まれ変わるとしても女性を選ぶと思う。（実際は、もう人間として生きるのは難しいから飼い猫希望なんだけどねｗ）多分、それ位恵まれた環境に身を置いているだろうし、まだ結婚も出産も経験していない今、キャリア的にもキム・ジヨンのように壁にもぶち当たってないからだろうけど。
男尊女卑は絶対にある。あるんだけど、私の視点から見たら、現代社会は男性も生き辛く見える。
この作品でもそうだ。キム・ジヨンの旦那さんも育休を取るって言ったら、外（会社・両親）からの圧力が！！！喜んでくれたのはジヨンだけ。男は外で働くもの。その思想が強すぎませんか？？？会社ってさ、1人・2人居なくても大丈夫なように組織で動いてるんだよね？デヒョンのような男性が大きな会社で働いてる意味ｗってなるよねｗ
中途で入ってきても昇進・昇給には響かないし、新卒の前に何をしてても影響はない。だけど一度就職した会社の中では、休職や育休は昇進・昇給に響くってｗ謎な世の中よね〜。
昭和世代のやっかみかよｗって思っちゃう。(いや、これ韓国映画だけどw)自分の時代にはなかったものを受け入れられないって何よｗ
子どもは女性が育てるのが当たり前。保育園に迎えに行くのは女性。子どもの体調不良で休むのは女性。それを受け入れちゃってる所もあるよね。だって時代が変わったとはいえ、そう言う環境下で育ってきてるし。
公園やカフェで難癖つける若者。視野狭っ！！！自分だったらって置換えて発して、言葉〜！！！
この作品の中で描かれてる女性の生きにくさはもちろん私にもあるし、特に学生時代のバスのシーンね。スカートが短いんじゃないか？って。いやいやいや！！！こっち側（女性側）に非はゼロだから！！！あのお姉さんがいてくれて本当良かったよ！！！でも、あのお姉さんもきっと自分にも、嫌な思いをした過去があって察してくれたんだと思うと、胸が痛すぎる…。
上司の女性も、強くあろうと生きてきただろうし、諦めたこともあるって。
そりゃ何かを諦めなきゃ、何かを掴めない事もあるだろうけど…。難しいよね。
お母さんがお家に来てくれたシーンは号泣だったよ…。お母さん…。
あと、お母さんが、お父さんを叱った所！お母さん素敵すぎる！！！
チョン・ユミが可愛すぎるんだけど、旦那さまのデヒョンのコン・ユってさ、なんであんなに格好良いの？？？謎なんですけど！！！あんな素敵なコン・ユに、あんな素敵な旦那さん役ってさ！！！ズルすぎるんですけど！！！
とは言え、デヒョン。
頑張って理解しようとして、気遣って。すごく頑張ってるんだけど、病院に行けって言うけど、付き添いはしない。なぜ行ってくれないんだって絶望してる。いやいや、付き添えや！！！実家にはタクシー使って行くんだよ。じゃないんだよ。タクシーに押し込むとこまでしなさいよ！！！いくら優しくても、こう言う指摘をされちゃう。男性も生きにくいね。
性別関係なく、年齢も関係なく、みんながみんな、お互いを尊重し合って、助け合う素敵な未来がありますように✧
*追記*
あと、あれだ！
男性の家族を養わなきゃ！
とか、
女性の基本は旦那さんの給料で自分の給料は家計の貯蓄！
とか言う思想も、男性の生き辛さよね。
双方意識を変えなきゃ永遠にお互い生き辛いのに。
映画館で鑑賞✧2020年映画館24本目♪
**********2020/10/18**********
