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ラストブラックマン・イン・サンフランシスコのTMのレビュー・感想・評価

5.0
やっと観れた。
敬愛なるエミール・モセリの音楽に乗せてアンニュイな感情を美しいベールで包んでいるこの作品。
主役ジミーフェイルズのトゥルーストーリーということもあって、祖先たちが激動の時代とどうやって心の折り合いをつけてきたのか、今を生きる者たちに残した伝説という夢。
儚くも希望に満ちた傑作でした。
ハードルが低くナチュラルで、厳かではない平凡なお話ですが、僕は最高に好きです。またスケボーやろうかな。

この作品の音楽が最高すぎて、サントラをヘビロテして肝心な泣く映画を観集中して向き合える日まで観なかったことを後悔。
ほんとに素晴らしすぎる。
彼こそがマイケルナイマンの後継者だと思う。ガタカみたいな最高傑作のSFが近々生まれた時は必ず音楽を担当してほしい。切に思います。
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